出勤や退勤打刻を始業・終業時間にまるめるを適用するか否かを設定できます。
適用対象者
勤務形態:通常、変形労働または裁量労働時間制、管理監督者の従業員
※裁量労働時間制は「みなし時間」が実績となります。
適用対象外
勤務形態:フレックス、特定高度専門業務・成果型労働性の従業員
まるめが適用される打刻
始業時刻前の出勤打刻、終業時刻後の退勤打刻
イメージ図
スケジュールの登録がない場合
スケジュールが登録されていない場合は、始業終業まるめは適用されません。
例1)下記例の場合、日単位まるめが適用されます
日単位まるめ 管理単位 |
15分 |
---|---|
計算方法 | 切り捨て |
始業時間にまるめる | 設定する |
終業時間にまるめる | 設定する |
実打刻 | 8:50-18:40 |
まるめ適用後 | 9:00-18:30 |
※「まるめ設定」はフレックスにも反映されます。
例2)下記例の場合、まるめ設定がされていないため、まるめは適用されません
日単位まるめ 管理単位 |
まるめない |
---|---|
始業時間にまるめる | 設定しない |
終業時間にまるめる | 設定しない |
実打刻 | 8:50-18:40 |
まるめ適用後 | 8:50-18:40 |
打刻情報をまるめたいです。(該当箇所:日単位まるめ設定)
まるめの具体的な挙動について
残業申請が承認されている場合
残業申請が承認されている場合、承認されている時間までが実績となります。
スケジュール | 9:00-18:00 |
---|---|
実打刻 | 9:00-20:00 |
承認済み残業申請 | 18:00-19:00 |
実績 | 9:00-19:00 |
イメージ図
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※「直行・直帰にみなす設定」と「始業・終業まるめ」の両方を設定している場合、
直行・直帰打刻は承認済み残業申請の時間ではなく、スケジュールの時間へとまるめられます。
直行・直帰を始業・終業にみなす設定する
裁量労働時間制/管理監督者の深夜労働時間の計上について
始業・終業まるめの設定内容によって、裁量労働時間制、管理監督者の深夜労働時間の計上が
異なります。
下記の設定例を確認ください。
設定例1)
「始業時間まるめ・終業時間まるめ→設定する」
スケジュール 9:00~20:00
実績 8:23~24:13
まるめ適用後 9:00~20:00
深夜労働時間 00:00
設定例2)
「始業時間まるめ・終業時間まるめ→設定しない」
スケジュール 9:00~20:00
実績 8:23~24:13
深夜労働時間 02:13
操作可能な権限
マスタアカウント(初期に発行されるアカウント)、システム管理者権限、勤怠管理者権限のいずれかの
権限を持つ従業員のみ操作することができます。
設定方法
1.従業員設定の就業規則設定をクリックします。
2.登録済みのマスタを編集する場合は[編集]をクリック、新規作成の場合は[就業規則の追加]をクリックします。
3.[集計]タブを選択します。