ジンジャーの休憩設定では「スケジュール休憩」と「自動休憩」の2つがあります。
設定箇所:従業員設定>従業員一覧>対象従業員の[編集]>休憩設定
休憩設定により残業時間の発生箇所が異なりますので、紹介します。
以下の設定の場合、どのように集計されるかを設定ごとに紹介します。
勤務形態 | 通常(日計算:1日8時間) |
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スケジュール | 9:00~18:00 (休憩12:00~13:00) |
実績 | 8:00~19:00 |
残業申請 | 8:00~9:00、18:00~19:00 |
スケジュール休憩の場合
スケジュール休憩設定の場合、スケジュールの時間をもとに集計が行われます。
その結果、以下のような集計となります。
※法定内残業時間の計上方法が「時間でみる」の場合です。
総労働時間 | 10:00(8:00-19:00 休憩時間1時間) |
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普通労働時間 | 8:00(9:00-18:00 休憩時間1時間) |
法定外残業時間 | 2:00(8:00-9:00、18:00-19:00) |
申請承認済法定外残業時間 | 2:00(8:00-9:00、18:00-19:00) |
計算の詳細は以下のとおりです。
①スケジュールの休憩時間を休憩時間として控除
スケジュール外の労働時間については法定内残業時間として計算をします。
②法定内残業時間としていた時間を再計算
スケジュールの時間とスケジュール内の実績で普通労働時間が8時間計上されています。
法定内残業時間と法定外残業時間の重複計上を避けるため、
始業前と終業後の労働時間は法定外残業時間となります。
自動休憩の場合
自動休憩設定の場合は、
① 実績に則って集計
② 設定されている優先控除項目の順番に則って休憩時間を控除
③ ②で休憩時間を控除した後に法定外残業時間だった時間を再計算
という順に集計を行ないます。
その結果、以下のような集計結果となります。
※優先控除項目が法定内残業時間>普通労働時間>深夜労働時間・・・となっている場合
普通労働時間 | 8:00(8:00-17:00 休憩時間1時間) |
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法定外残業時間 | 2:00(17:00-19:00) |
申請承認済法定外残業時間 | 1:00(18:00-19:00) ※自動休憩適用時に実績に則って集計された結果 普通労働時間としてみなされるため 申請承認済法定外残業時間にはカウントされない |
計算の詳細は以下の通りです。
① 実績に則って集計
8:00-19:00の勤務時間を休憩時間などを考慮せずにまずは集計をします。
② 設定されている優先控除項目の順番に則って休憩時間を控除
法定内残業時間>普通労働時間>深夜労働時間・・・という優先順になっているため、
優先順位の高い普通労働時間から1時間休憩時間が引かれます。
③ ②で休憩時間を控除した後に法定外残業時間だった時間を再計算
普通労働時間から1時間引いたあとに再度計算し、以下のようになります。