特定労働時間を30個まで設定することができます。
所定休日の残業時間のみを算出したい等、特定の労働時間を抽出したい場合にご利用ください。
・従業員の勤務情報
・出勤簿データ
上記のデータで確認したい場合は、特定労働時間1・2を優先的にご利用ください。
勤務データ出力フォーマットでのみ出力項目として設定可能となります。
設定方法
1.メニューバー[設定]から[特定労働時間設定]をクリックします。
2.祝日の特定労働時間の計上方法を設定します。
3.特定労働時間1~30よりパターンを設定できます。
特定労働時間は48時間単位で計上できます。
開始時間(時)の選択肢:0~47時
終了時間(時)の選択肢:0~47時
※「開始時間<終了時間」にて入力いただく必要がございます。
例)
開始時間(時):22時
終了時間(時):5時
上記の場合は、入力エラーが表示され登録が行えません。
以下の通りに修正ください。
開始時間(時):22時
終了時間(時):29時
例1)下記設定の場合、特定労働時間1に計上される時間は以下の通りです。
特定労働時間1:22:00~29:00
1/1の実績:24:00~29:00
1/2の実績:なし
特定労働時間1に計上される箇所:1/1の実績の24:00~29:00
例2)下記設定の場合、特定労働時間1に計上される時間は以下の通りです。
特定労働時間1:22:00~29:00
1/1の実績:00:00~05:00
1/2の実績:24:00~29:00
特定労働時間1に計上される箇所:1/2の実績の24:00~29:00
※特定労働時間は設定時間に勤務した時間を集計します。
深夜労働時間とは異なるため、1/1の実績は反映されません。
例3)まるめを設定している場合、まるめ適用後の時間で集計されます。
特定労働時間1:22:00~29:00
1/1の実績:24:20~26:10
1/2の実績:なし
まるめ設定:15分単位
特定労働時間1に計上される箇所:1/1のまるめ適用後の実績の24:15~26:00
4.画面下部の[保存]をクリックします。
詳細
祝日の特定労働時間の計上方法
対象曜日で祝日を選択していない場合、祝日の特定労働時間を対象曜日分に含めて計上するか否かを設定できます。
『計上する』の場合 | |||
---|---|---|---|
対象曜日 | 月曜日 | 祝日 | 月曜日・祝日 |
計上結果 | 月曜日の特定労働時間 | 祝日の特定労働時間 | 月曜日と祝日の特定労働時間 |
『計上しない』の場合 | |||
---|---|---|---|
対象曜日 | 月曜日 | 祝日 | 月曜日・祝日 |
計上結果 | 祝日以外の月曜日の 特定労働時間 |
祝日の特定労働時間 | 月曜日と祝日の特定労働時間 |
特定労働時間の設定
『設定する』とすると、[計上したい時間帯]と[対象曜日]を選択することができます。
(例)月と火の17時から22時の間は割増率が異なるため、別で集計したい
1日や1ヶ月の総労働時間が一定時間を超えたら、労働時間を[0時間]と計上させることもできます。(例)1日の労働時間が6時間1分以上の場合は、その日の割増対象の時間は0時間としたい
対象曜日と条件項目は、特定労働時間1~15まで設定することができます。
特定労働時間は就業規則設定の『休暇の時間計上設定』の影響は受けません。
集計例
※赤色に塗りつぶしたセルは祝日、数字は特定労働時間数を表しています。
【特定労働時間設定】
対象曜日:月曜日
1日の総労働時間:設定なし
1ヶ月の総労働時間:設定なし
祝日の特定労働時間の計上 | 特定労働時間1の計上時間 |
---|---|
計上する | 9時間 |
計上しない | 7時間 |
特定労働時間の集計確認方法
特定労働時間の集計が確認できる場所は以下の通りです。
各所で確認するには表示させる集計項目を設定する必要があります。
・従業員の勤務情報
・勤務データ
・出勤簿データ