基本スケジュールを登録する方法や、注意点をご案内します。
基本スケジュールとは
基本スケジュールの登録に関して
基本スケジュールの自動反映に関して
基本スケジュール保存時の注意点
基本スケジュール登録方法
基本スケジュールとスケジュール雛形
基本スケジュールの情報を未設定とする方法
基本スケジュールとは
勤務形態が通常の場合など、勤務する曜日と就業時間が固定されているときに利用します。
メイン打刻グループにおいて、各従業員ごとに基本となるスケジュールを登録できます。
基本スケジュールの登録に関して
新規登録の場合
実績が登録されている月も含めて、すべての日にスケジュールが登録されます。
上書きの場合
実績が登録されている日以外の月の、すべての日にスケジュールが上書き登録されます。
当月分のスケジュールは反映されません。
適用開始日を設定せずに登録した場合は、当月分のスケジュールは反映されません。
当月分のスケジュールは他の方法で登録してください。
基本スケジュールの自動反映に関して
基本スケジュールを登録/更新後、締め日の9日前に3か月後のスケジュールが自動反映されます。
スケジュールが自動反映される例
例1)
締め日より9日前以内に基本スケジュールを登録/更新した場合
締め日:末日
操作日:2020/12/25に登録/更新
基本スケジュールの適用開始日:空白
・2021/01/01~2021/03/31にスケジュールが自動反映される
・ 次回の締め日9日前の2021/01/22にバッチ処理にて2021/04/01~2021/04/30のスケジュールが自動反映される
例2)
締め日より10日以上前に基本スケジュールを登録/更新した場合
締め日:末日
操作日:2020/12/01に登録/更新
基本スケジュールの適用開始日:空白
・ 締め日9日前の2020/12/22にスケジュール自動反映の処理は実施されない
※2021/01/22にバッチ処理にて2021/04/01~2021/04/30のスケジュールが自動反映される
基本スケジュール保存時の注意点
基本スケジュールの反映対象期間に有給休暇などが登録されている場合、基本スケジュールが反映されない場合があります。
例)操作日:12月10日
休暇登録日:1月9日(土)
基本スケジュールの設定:土曜日を所定休日または法定休日として保存
上記のように休暇が登録されている曜日を所定休日・法定休日として保存をすると画面上ではエラーが表示されずに保存されます。
ですが、内部ではエラーが発生し1月9日(土)の設定内容はスケジュールに反映されません。
※休暇が登録されていない、ほかの曜日の変更内容はスケジュールに反映されます。
対象の曜日のスケジュールは別途個別に登録、もしくは休暇を取り消した後に再度基本スケジュールを保存してください。
休憩を取り消す方法はこちら
基本スケジュール登録方法
基本スケジュール画面
対象画面:従業員設定>従業員一覧>[表示]
1.対象従業員の氏名をクリックします。
2.従業員の基本情報画面で、[基本スケジュール]タブを選択します。
3.曜日ごとにスケジュールを設定します。
※1:区分でスケジュール雛形を選択した場合は、スケジュール雛形名を選択してください。
※2:休日設定で休日を追加した後に、就業規則設定の「休日」で追加した日が対象です。
※3:1つ上の行で登録したものをコピーして反映させることができます。
※4:任意で、基本スケジュールの適用開始日を設定できます。
適用開始年月日と基本スケジュール反映の関係性に関してはこちら
CSV一括登録
対象画面:従業員設定>従業員一覧>[表示]
1.[基本スケジュールCSVダウンロード]をクリックします。
2.ダウンロードされたCSVファイルを編集します。
「*」必須項目
項目 | 内容 |
---|---|
No. | 従業員一覧画面の最左端(従業員IDの左に表示)の数字と完全一致で識別されます。 揃っていないと正しくインポートされません。 |
名前 | 対象の従業員名が表示されます。 |
*従業員ID | 社員番号を入力してください。 完全一致で識別されるため、正確に入力してください。 |
適用開始日 | 適用開始日を設定する場合は、操作日より未来日をyyyy/mm/dd形式で入力してください。 基本スケジュールの適用開始日についてはこちら |
*月~祝:区分 |
0:法定休日 |
月~祝:スケジュール雛形ID |
「区分」で4を入力した場合は、入力必須です。 設定したいスケジュール雛形のIDを半角英数字で入力してください。 ※スケジュール雛形IDを用いる場合は、出退勤時間や休憩時間の入力は不要です。 |
月~祝:出退勤時間 |
「区分」で2を入力した場合は、入力必須です。 出勤時間と退勤時間の間に「,」半角コンマを入力してください。 |
月~祝:休憩時間1~5 |
「区分」で2を入力し、休憩時間を設定する場合は入力必須です。 休憩時間と復帰時間の間に「,」半角コンマを入力してください。 |
月~祝:スケジュール外休憩時間 |
「区分」で2を入力し、休憩時間を設定する場合は入力必須です。 休憩時間と復帰時間の間に「,」半角コンマを入力してください。 |
基本スケジュールの適用開始日に、操作日より過去の日付は設定できません。
操作日より未来の日付を入力した上で、アップロードしてください。
在籍区分が「退職」と設定されていても、基本スケジュールが登録されていると出力されます。
出力させたくない場合は、基本スケジュールの登録を未登録に変更してください。
3.[基本スケジュールCSVアップロード]をクリックし、ファイルを選択しアップロードします。
緑のメッセージが表示されたら完了です。
登録が完了すると操作者宛にメールが届きます。
※メールサンプル
基本スケジュールとスケジュール雛形
選択できるスケジュール雛形
メイン打刻グループに設定されているスケジュール雛形が、プルダウンに表示されます。
打刻グループへの紐づけ設定を追加することで、選択肢を追加できます。
スケジュール雛形を打刻グループに紐づける方法はこちら
半休の登録
半休を登録する場合は、区分を「スケジュール雛形」に設定し、半休の設定が紐づいているスケジュール雛形を選択してください。
半休の設定方法はこちら
基本スケジュールに使用しているスケジュール雛形を変更した場合
基本スケジュールに再度登録してください。
再登録の方法はこちら
基本スケジュールの情報を未設定とする方法
スケジュール時間が登録されている曜日の情報を未設定とする場合
「区分」を時間指定/具体的な時間を未入力で保存すれば、反映対象月のスケジュールが削除され、基本スケジュール未設定の状態になります。
操作イメージ
※クリックで拡大表示されます。
所定/法定休日が登録されている曜日の情報を未設定とする場合
1.「区分」を時間指定またはスケジュール雛形にし、対象日にスケジュールが登録された状態にします。
所定/法定休日が削除された状態になります。
2.「区分」を時間指定、具体的な時間は未入力で保存する。
以上の操作により、スケジュールが削除され、基本スケジュール未設定の状態になります。
操作イメージ
※クリックで拡大表示
基本スケジュールを未設定状態にしても、反映対象月以降の月に対して空欄で上書きはされません。